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夜は短し歩けよ乙女を読んだ

森見登美彦さんの夜は短し歩けよ乙女を読んだ。

物語を簡単に説明するとは、同じ大学の黒髪の乙女に恋をした主人公。彼女の気を引こうといろいろ試みるのだが…

正直、ラブストーリーは嫌いです。現実感を装うだけでまったくリアリティーがない。恋に恋する女子高生みたいな感じで、見ていても読んでいても体が痒くなります。

でもこの作品は違うんです。

読んでいて引き込まれます。

この作品に出てくる黒髪の乙女。天然というか純粋というか、物事を多く知らない女の子で、キャラクター的には秋葉原にいる男の人たちが好きそうな感じの女の子。読んでいると作者はそっちの方なのかなぁなんて思ってしまうくらい現実的ではない女の子です。

ハッキリ言って嫌いなタイプのキャラクターなのに惹かれちゃうんです。

そして主人公。これはただのストーカーです。

でも必死なんです。どうにかしようと頑張ってるんです。

別にストーカーを容認するわけではないけど、でも「頑張れ」って応援したくなるんです。

そしてストーリー。さすがに直木賞候補にも挙がる程なんだから文句の付けようもないです。

ただ…

自分は京都の街を知らないためか、いまいちピンとこない部分があるんだよなぁ…

でも人に勧められる良作だと思います。読んでいない人は読んでみては?

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