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『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』

No.92 『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』

2008年製作/上映時間118分

監督:樋口真嗣
出演:松本潤/長澤まさみ/椎名桔平/宮川大輔/甲本雅裕/生瀬勝久/古田新太/上川隆也/高嶋政宏/國村隼/阿部寛

 ~ストーリー~
時は戦国、弱肉強食の時代。とある地方に国境を接する三つの国があった。海に面した大国の早川と、早川と同盟を結ぶ秋月、そして覇権拡大に野心を燃やす山名。そんなある日、山名は圧倒的な軍勢で秋月を攻め落とし秋月城は陥落する。しかし、山名の狙いだった秋月の莫大の軍資金は、生き残った秋月の雪姫と共に消えていたのだった…


~…~…~…~…~…~…~…~…~…~…~…~…~…~…

リメイクって前の作品に喧嘩を売っているイメージが強く残ってしまうと思うのは自分だけでしょうか?

この作品も黒澤明監督のリメイク作品だけど、日本の偉大なる監督の一人である黒澤明に喧嘩を売れば、大半の人間は観もせず否定するだろう。
しかも主演はジャニーズと今をときめくアイドル。妬む人も多いのでは?
公開前から批判的な意見が多く、評価を下げていたどっかのサイトがあったけど、それって映画好きな人の正しい意見なんだろうか?
まぁ、そんな批判はどうでもいいんだけど…

自分は黒澤監督版を見ています。
でも黒澤監督版がおもしろかったとは思いませんでした。
その理由を書くのは別の機会でします。

そしてこの作品。

一番感じたのは、時代設定と登場人物の思想・思考が合っていない。
どう考えても登場キャラが現代人のような思想や思考であって、その時代背景とあっていない。
それに対しての違和感はあるけど、慣れればなんてことはないし、気にしなければ大して気にもならないとは思います。

まぁリアルな完璧主義者の黒澤明監督と、比べてしまうのであれば残念な作品かもしれない。

でも現代版としてリメイクしたのであれば、キャラクターの思想や思考が現代人的でも良いわけだし、それが今の人たちには逆に受け入れるのかもしれないと思う。
そういった意味ではこの作品は問題ない作品だと思います。

黒澤監督版にはない金と技術で作品を蘇らせるというのは自分としては良いことだと思っているし、これからもどんどんリメイクされていくのが良いものだとも思います。

で、この映画。

裏切り御免

という言葉を強調しているようにも思えたけど、それって…

黒澤監督のリメイクを期待した人たちに向けたメッセージでは?

と思ったのは自分だけだろうか?

まぁ、良い意味で裏切ってくれたと個人的には思いました。


おススメ度:☆☆☆☆
大絶賛はしません。でも娯楽大作としては問題はないし、見れる作品ではないでしょうか。

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